愛知県議会 2023-02-01 令和5年2月定例会(第1号) 本文
大径化した木材の有効利用を図るため、外国産材に依存している横架材──横架材、横置きですね──の県産木材への転換に向けた取組を実施。新たにあいち木造・木質化サポートセンターを設置。木の香る都市(まち)づくり事業によりPR効果の高いモデル的な施設の木造・木質化を支援。二〇二四年に第七十回全国植樹祭五周年記念事業を実施するため、開催に向けた準備を実施。
大径化した木材の有効利用を図るため、外国産材に依存している横架材──横架材、横置きですね──の県産木材への転換に向けた取組を実施。新たにあいち木造・木質化サポートセンターを設置。木の香る都市(まち)づくり事業によりPR効果の高いモデル的な施設の木造・木質化を支援。二〇二四年に第七十回全国植樹祭五周年記念事業を実施するため、開催に向けた準備を実施。
特に住宅のはりや桁という横架材は、今まで外国産材がほとんど市場を席巻していたのですが、こちらの研究成果が実りますと、また新たな市場開拓につながりますので、我々としても非常に期待しつつ、こうした技術をしっかりと継承していきたいと考えております。以上です。 ◆池田清 委員 長野県は全国においても技術的なトップランナーでありますから、ぜひとも継承していただきたいと思います。
まず、県産材の利用促進についてでありますが、県産材の需給量は、最近増加傾向にあるものの、人口減少による住宅着工戸数の減少などを背景として、製材は長期的な減少傾向であり、木造率の低い非住宅等や外国産木材が多いはりなどの横架材への利用を進めることなどが課題と考えております。
次に、県産木材の利用促進についての御質問でありますが、指針に県産材生産量の目標を年58万立方メートルと定め、各種施策を実施しておりますが、木造率の低い非住宅等や外国産木材が多い、はりなどの横架材への利用を進めることなどが課題と考えております。
木造建築の構造は、柱などの垂直材とはりやけたなどの横架材で構成されているわけですが、強い強度が要求される横架材は国産材の割合が極めて低く、ベイマツや外材を原料とする集成材などの輸入材が使われていましたが、ウッドショックや急激な円安により輸入材が高騰し、調達が難しい場合には設計変更したり完成が遅れたりする、そういう事例があると聞いております。 そこでお尋ねをいたします。
木材業界からの意見聴取では、新型コロナウイルス感染症の世界各地での蔓延で外国産木材の入荷遅延と価格高騰であるウッドショックが発生し、木材調達が大混乱したことで、代替として国産木材の手当を行ったが、強度が必要とされるはりや桁などのいわゆる横架材の調達に苦労したと聞いた。こうした中、影響を受けた木材業界からは、ウッドショックを機に国産木材や県産木材への転換をしていく必要があることを聞いた。
当面の課題は、木造住宅の構造部材で輸入依存度の高い横架材、はりとか桁を国産材に切り替えていくことだと言っています。横架材利用に向けた取組の強化や技術開発の支援など、県としてはどのようにお考えでしょうか。
また、仮に供給量を増やしたといたしましても、今ほど委員御指摘のとおり、製材や乾燥の工程でどうしてもボトルネックになるということ、さらには、住宅のはりや桁などの横架材は高い強度を要するということで、外材から県産材に切り換えた場合、部材の大きさを大きくするといったように住宅の仕様を変更する必要があるなどの課題もあると承知しております。
秋山土木部次長 平成29年度の全国の統計データでは、工務店の場合、柱材の約2割、はり材などの横架材の約4割が輸入材であり、ハウスメーカーでは、柱材の約6割、横架材の約9割が輸入材という状況です。木材価格の上昇傾向が見られる中、国においては実態の把握に努めるとともに、工務店や住宅メーカー等との意見交換の場を設け、国産木材の利用促進を含め、様々な対応を要請したと伺っております。
今後は、平成29年度に信州カラマツの強みを生かすために立ち上げた信州プレミアムカラマツの一層の用途拡大を進めるとともに、外材製品が大半を占めるはり、桁等の横架材の分野でも市場開拓を進め、本県の林業再生につなげてまいりたいと考えております。
いよいよ太い大きなものが実際に市場に出て使っていける状況になったときに、住宅の分野で言いますと、横架材というはりや桁の分野は、国産材の利用率が非常に少ない分野です。米松等の外材が調査によると9割ぐらいのシェアを占めている分野です。この分野は、特にカラマツという強度の高い製材品がつくれるものであれば、そういった外材が使われていた分野、住宅の横架材というところに使っていきたいということが一つあります。
さらに言えば、建物の梁とか横架材の部分は、外材が多く占めている分野になります。本来は、そこはアカマツが非常に有力な分野だったんですが、松くいの問題もあって、アカマツは、かなり貴重なものになってきていますからカラマツを横架材の部分でしっかり使っていくのは、非常に伸びしろがある分野だと思っています。
柱でいきますと、カラマツの柱は立方で4万円とか4万5,000円というレベルですが、強度を生かして、横架材、梁材に使うことで、少なくても7万円以上の製品として出荷できる体制を整備していきたいと考えているところです。
今後は、住宅部材において外材比率の高い横架材等の住宅部材の県産材への置きかえ、ニーズに応じた魅力ある商品の開発、提案などを関係者と連携して行っていくことにしております。 資料17ページを御覧ください。
2つ目は、はり材に用いる平角を外材から本県の杉材に転換するための横架材スパン表――このような本です。3つ目には、非住宅分野への用途拡大を図るための中大規模木造建築の普及マニュアル――このピンク色のものです――によって先導的に進めており、県内外に着実に周知が進んでいると認識しております。
もう地松が横架材に使われるような建物はありません。横架材はすべてこれからは中国木材の圧縮したはりです。これのほうが強いわけです。地松を使うことは絶対ありません。それはなぜ地松がずっと、広島県の中のアカマツが大事だったかというのは、前回も言いましたけれども、昔は山へ行って木の葉をまぜて、それをまきにしていたのです。だから松だったのです。それを切って、今の横架材、横材なのです。
このような状況の中、本県では、産直住宅団体が建設した住宅に対して大黒柱等の贈呈費用の一部を支援する「産直住宅建設支援事業」や、製材工場や建築現場、完成住宅をめぐるツアー等の普及啓発活動を支援する「ぎふの木の家普及啓発活動支援事業」、さらには県産材(ぎふ性能表示材)を構造材や横架材に一定基準以上使用した場合、施主に対し二十万円を補助する「ぎふの木で家づくり支援事業」などを実施しています。
木材需要の拡大に向けては、これまで大きな威力を発揮してきた大分方式乾燥材の取り組みをさらに進め、杉大径材をはり、けた等の横架材として利用拡大するため、高周波乾燥施設の整備に対し助成します。 また、十三年連続で団体優勝に輝いた乾シイタケにつきましては、生産拡大や品質向上のため、林内作業車及びシイタケ乾燥機の整備を支援します。 水産業では、漁獲量が減少している海面漁業の資源対策に力を入れます。
なお、この相談窓口では、家づくりに関する研修会や木造住宅の見学会、イベント等の開催に合わせた出前相談等の実施などを積極的に行っており、昨年10月にはアイテムえひめで開かれた2009年えひめ暮らしと住まいフェアにおきまして、県産材を活用した木造住宅の構造モデルを展示し、本県が誇るヒノキや杉の特性に応じた利用方法を提案、これははりとかけたなどの横架材ですが、それをアピールするような取り組みを行っているところでございます
この事業は住宅性能保証制度の実施や建築基準法による規制強化の動きを受けて、木造住宅の主要構造についても品質の確かな製品が求められるようになったことから、平成19年に全国一位の生産量を記録した愛媛県産ヒノキを使用した柱やはり、けた等の横架材の品質向上を図るための技術開発を林業研究センターで行うとともに、その試験成果を関係業界に普及することにより、県内の生産流通体制を確立し、えひめブランドとしての本県ヒノキ